01着替え・身支度
- 服の袖へ腕を通す順番を変えている
- 髪を洗う、結ぶ動きで肩が止まる
- 背中へ手を回す動作を避けている
腕の上げにくさや夜の肩の痛みがある方へ
肩だけを追いかけず、いつから、どの方向で動きにくいか、夜の痛みや腕の力の変化はあるか、暮らしの何が止まっているかを順番に伺います。
転倒後に腕が上がらない、肩が赤く腫れて熱を持つ、腕の力が急に入りにくい、胸の痛みや息苦しさを伴う場合は医療機関を優先します。

YOUR DAILY LIFE
肩をかばう動作が続くと、着替えや家事だけでなく、眠りや外出の予定まで変わることがあります。

OUR APPROACH
五十肩と呼ばれる状態にも幅があります。始まった時期、夜の痛み、自分で動かす範囲と支えて動かす範囲、腕の力、医療機関で確認した内容を分けて伺います。
鍼灸が整形外科での確認、運動、注射や薬の役割を置き換えるとは考えません。
前、横、背中側へ動かす時の違いと、痛くて止まるのか硬くて止まるのかを整理します。
外傷、強い脱力、腫れや熱、首から腕へのしびれなど、医療機関を優先する情報を先に確認します。
横向きや仰向けなど姿勢、部位、本数、刺激量を説明し、不安が残る場合は見送っても構いません。
FACTS & PROCESS
急に始まったか、夜に目が覚めるか、外傷があったかを確認します。
自分で動かす時と、腕を支えて動かす時の違いを無理なく確かめます。
強い脱力、腫れ、外傷、しびれなどがあれば医療機関を優先します。
目的、部位、姿勢、刺激量を説明し希望を確認します。



VISIT PLAN
院全体の傾向を目安として示しますが、五十肩への結果や必要回数を保証するものではありません。
変化が乏しい、悪化する、腕の力が入りにくい、しびれが広がる、腫れや熱が加わった場合は、通院を続ける前に方針を見直し医療機関を優先します。
SIX POINTS
強い痛みを我慢して動かすことを前提にせず、その日の範囲を確認します。
眠り始め、寝返り、明け方など、起きる時間と腕の位置を伺います。
痛みで使えないのか、力が入りにくいのか、首から腕へ広がるかを確認します。
外傷、腫れ、熱、強い脱力は整形外科での確認を優先します。
注射、薬、運動の方針を尊重し、自己判断による中止や変更を勧めません。
痛む側を下にしない姿勢も選び、違和感があればすぐに止めます。
FROZEN SHOULDER GUIDE
日本整形外科学会は、肩関節の周囲に炎症が起こり、痛みと動きの制限が現れる状態を五十肩と説明しています。腱板断裂や石灰沈着性腱炎など別の肩の状態もあります。
自分で動かす時だけでなく、支えて動かす時にも複数方向の制限がみられることがあります。経過や強さには個人差があります。
腕は上がることもありますが、力が入りにくい、動かす時に音や痛みが出る場合があります。五十肩より硬さが少ない傾向があると説明されています。
夜間に突然強く痛み、肩をほとんど動かせないことがあります。強い急性の痛みは我慢せず整形外科へ相談します。
首の動きに伴い、腕や手へしびれや力の入りにくさが広がる場合があります。肩だけの問題と自己判断しません。
時間経過は必ず三段階で進むわけではなく、期間も一律ではありません。参考:日本整形外科学会「五十肩」、日本整形外科学会「腱板断裂」、2025年の臨床ガイドライン。このページだけで背景を判断することはできません。
MEDICAL CARE FIRST
肩の痛みすべてが五十肩とは限りません。原因を自分で決めず、急な変化や全身症状がある場合は整形外科や救急相談を優先してください。
RESEARCH & LIMITATIONS
五十肩への鍼灸研究には好ましい結果もありますが、研究の質、施術内容、比較相手、追跡期間が揃っていません。個人への効果を約束する根拠ではありません。
系統的レビューでは、鍼を含む群は比較群より、痛み、肩の機能、腕を前方へ上げる範囲で好ましい結果が示されました。一方、外旋と外転では明確な差が示されませんでした。
限界:根拠の確かさは非常に低いとされ、より質の高い研究と長期の追跡が必要です。
ネットワークメタ解析では、一部の組み合わせで肩の機能に好ましい順位が示されました。一方、西洋医学的な対応との痛みの差が明確でない比較もありました。
限界:研究の大半は中国で行われ、方法や追跡期間が不均一で、盲検化も十分ではありません。小鍼刀や温灸などを当院の鍼灸と同じものとして扱うことはできません。
鍼灸を、整形外科での確認、運動、注射、薬や生活調整の代わりにはしません。軽い出血、内出血、鍼をした場所の痛み、だるさ、めまいなどが起こることがあります。研究対象と本人の状態の違いを説明し、希望がある場合に補完的に検討します。
YOUR GOAL
変化には個人差があります。安全を確かめながら、肩を気にして止まっている場面を具体的な目標へ変えます。
FAQ
整形外科が一つの窓口です。腱板断裂や石灰沈着性腱炎など別の肩の状態との区別が必要になることがあります。外傷後、強い腫れや熱、急な脱力がある場合は早めに相談してください。
いいえ。腱板、石灰沈着、関節、首からの神経など、別の状態でも肩や腕に痛みが出ます。年齢や場所だけで五十肩と決めることはできません。
自分で動かす範囲と、腕を支えて動かす範囲の差は、状態を考える情報の一つです。強い痛みを我慢して確かめず、整形外科での確認も検討してください。
期間は一律ではありません。2025年のガイドラインは、二年以上症状が続く人や、自然経過で完全に回復しない人がいることも示しています。待つだけでよいと決めず、生活への影響や悪化を相談してください。
多くの場合は相談できます。医療機関からの説明と現在の方法を分かる範囲でお知らせください。当院から自己判断による中止や変更を勧めることはありません。
結果を約束することはできません。五十肩への鍼灸研究には好ましい結果もありますが、根拠の確かさは低く、研究方法も揃っていません。希望がある場合に補完的な選択肢として相談します。
必要回数を一律にはお伝えできません。当院全体では初回〜5回目頃は週1〜2回、その後は月1〜2回の方が多いものの、五十肩への結果や回数を保証する数字ではありません。
仰向け、痛くない側を下にした横向き、座った姿勢など、負担の少ない姿勢を相談します。姿勢や鍼への不安が残る場合は施術を見送っても構いません。
FEE & RESERVATION
説明のない追加料金や、その場で急かす契約は設けません。
目安約60分。カウンセリングを中心に進め、鍼灸施術は10分程度です。
目安約25分。腕の動き、夜の痛み、力やしびれ、生活への影響を振り返り、その日の体調へ合わせます。
MESSAGE
五十肩は、腕の角度だけでは測りにくい負担があります。服を選び直す、洗濯物の高さを変える、寝返りのたびに目が覚める。そうした生活の場面を、施術の前にきちんと伺います。
外傷、強い脱力、腫れや熱、広がるしびれなど、医療機関を優先した方がよい情報は率直にお伝えします。鍼灸でできることを大きく見せず、希望と不安を確認しながら進めます。
詳しい記録がなくても大丈夫です。「上着の袖へ腕を通す時が一番つらい」の一言から始められます。
院長 吹田 タカシ
掲載内容は一般的な情報で、医学的な判断や施術結果を保証するものではありません。急な強い症状や悪化している症状は、医療機関への相談を優先してください。
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